宜禁本草 (ギキンホンゾウ)

 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー  古典籍資料


 曲直瀬道三 (まなせどうさん) 編 江戸初期刊 成立年不明 

                  寛永6年(1629)初版

 

 著者は安土桃山時代の名医、著書も多い。本書は薬草を中心に、五穀・五菜・五菓・薬中草類・木類玉石全土水類・獣・諸禽・虫魚・月禁・合食禁等、宜禁をといたもの。



日本の鶏の羽色について、最初に書かれた本草書である。

 

 宜禁本草 2巻.[2]

 

  2/32頁 目録

  7/32頁 諸禽類

  8/32頁 〃

宜禁本草目録坤   雖知苦斎 道三 編

  ○諸禽類

 烏雄鶏 クロヲンドノニワトリ

 丹雄鶏 アカヲンドノニワトリ

 白雄鶏 シロヲンドノニワトリ

 黒雌鶏 クロメンドノニワトリ

 黄雌鶏 カシハメンドノニワトリ

 諸禽類

烏雄鶏 ウユウケイ / クロヲンドノニワトリ

丹雄鶏 タユウケイ / アカキヲンドノニワトリ 毛紫赤色

白雄鶏 シロヲンドリ 純白

黒雌鶏 クロメンドノニワトリ

黄雌鶏 カシハメントリ

五色具鶏 ゴシキソナヘタルニワトリ