丸尾鶏

 

 丸尾鶏の審査標準は平成年代に新たに作出された日本鶏として、鶉矮鶏より小形で軽量であること。

また、尾の形は蓑曳矮鶏の尾を極端に短縮した形を想定いしている(拝み尾ではない)。

 

 この鶏種は大正期の尾長鶏並びに緒鶏の記に記述された、丸尾鶏をそのまま復原したものではなく、

体重と羽色及び尾の形状を変更した。

 

 標準体重は日本鶏のうち最小のものを目標する。

 

  理想体重  雄 450g  雌 360g   


 

中央家禽協会編集 家禽標準

 中央家禽協会 大正12年1月12日発行

 

 尾丸鶉矮鶏 雄

  耳朶は白色

  脚はチャボのような短脚ではない

  鞍羽は綿毛が見られない

  尾は拝み尾である

 

尾の丸い鶉矮鶏の特徴は鶉矮鶏と同じく小形であること。

しかし、尾を有するところが異なる。

カラー版趣味の日本鶏(小山七郎著)に尾曳の説明として尾丸矮鶏の名称が出ています。

  

丸尾鶏の素材鶏は淡毛猩々チャボの作出過程で生じる標準外の鶏です

 


 

丸尾鶏の素材その1

 

 耳朶が白色

 脚が短脚

 尾が拝み尾ではない

 

 

丸尾鶏の素材その2

 

雄の羽装が半丸羽である。(欠点)